団体名 | 市民省エネ・節電所ネットワーク (通称 NPO法人市民節電所ネット) |
法人格 | 特別非営利活動法人 |
設立年月日 | 平成26年4月1日 |
代表者名 | 村木 正義 |
活動目的 | 地球温暖化による気温上昇や異常気象が頻発し、エネルギー問題も大きな社会問題となるなかで、市民としてすぐ取りかかれ、効果が上がるのは何んでしょうか? 電気・ガスの使用量削減、すなわち省エネ・節電だと考えて、「市民省エネ・節電所(以下、市民節電所)*」の取り組みを提唱し、その効果を確認し、活動を広げることを目的に活動しています。 * 節電によって生じた余剰電力は発電所を新設することと同じ価値があるという考えから「節電所」と呼ばれています。 |
市民節電所を評価するため、それを具体化した「市民節電所まほろば」を2016年に市民とスタートさせました。そして7年間実施し、有効性と継続性を実証しました。今後も「まほろば」中心に活動します。 やり方はいたってシンプル、皆さんは仲間数名とグループを作れば、だれでもいつでも参加でき、更新も可能です。1年間省エネ・節電に取り組み、毎月電気・ガスの使用量を報告し、1年後削減できたCO2量を当法人が1 kg当たり3円で買い取ります。 多くのグループは5年目に入っています。その間途中でやめた人はゼロで、現在約100世帯。まほろば全体で実質65トンのCO2削減が出来ました。 他に、年2回のセミナー開催、年3号の情報誌発行、インターネット等で全国へ発信、イベントへの参加など、省エネ・節電のための啓発・広報活動もしています。 「まほろば」の参加は無料ですが、それを支える会員は年会費が必要です。 |
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団体PRまたは特記事項 | ◎「市民節電所」は理論的に導き出されたもので、奈良発で、国内初の新たな取り組みのためわかりにくい面はあるが、かえって面白い活動ですし、やり甲斐があります。 ◎対外的には、低炭素杯2017の優秀賞、脱炭素チャレンジカップ2020、21、23で奨励賞を3回受賞し、環境省のグッドライフアワードでは審査員特別賞を3年連続受賞しました。一昨年は気候変動アクション環境大臣表彰を受けるなど高く評価されています。 ◎市民節電所は重層的なコミュニティの構造であり、市民節電所を増やしネットワーク状にすることで、省エネ・節電を目指すコミュニティを作ることが出来、地域の活性化に寄与すると考えています。 ◎少し難しくなりましたが、当法人は、いま出来ることをしっかりやろうと、「市民節電所」を広めるために9年前に設立した市民団体(5年前にNPO法人に)です。まだ発展段階で、多くの皆さんの参加・支援が必要です。男女も、年齢も、学歴も、経験も問いません。ただやる気のある人を求めています。一緒にやりませんか。 |
ホームページ | http://www.negawatt-nw.com |